会長挨拶

共創が加速する次世代ロボット手術を実感

 

第3回Tokushukai Robotic Seminar 会長
武蔵野徳洲会病院 院長

桶川  隆嗣

 

第3回徳洲会ロボットセミナーを、2026年7月19日・20日の2日間にわたり開催する運びとなりました。本セミナーは、心臓血管外科、消化器外科、呼吸器外科、婦人科、泌尿器科をはじめとする領域横断型のロボット手術セミナーとして、回を重ねるごとに内容の充実と深化を遂げております。今回も実り多きセミナーとなるよう、徳洲会グループが鋭意準備を進めております。

本年度のテーマは、「共創が加速する次世代ロボット手術」といたしました。近年、手術支援ロボットは急速な進化と多様化を遂げ、国産ロボットの登場を契機として、複数機種が併存する新たな時代へと移行しております。このような変革の中で求められるのは、単なる技術習得にとどまらず、医療機関、診療科、さらには産業界との連携を通じた「共創」により、新たな価値を創出していく視点であると考えております。

ロボット手術のさらなる発展には、各ロボットの特性や強みを相互に理解し、それぞれの知見と経験を持ち寄ることで、新たな手術戦略や医療の在り方を共に創り上げていくことが不可欠です。すなわち、個々の技術の深化に加え、領域や施設の枠を超えた協働によってこそ、次世代ロボット手術の真価が発揮されるものと考えております。

また、その基盤として、次世代を担う若手医師に対する教育と技術継承を、「共創」のプロセスの中で推進していくことが、今後ますます重要になると認識しております。

本セミナーでは、このような理念のもと、各領域の第一線でご活躍されているエキスパートの先生方をお招きし、最新の知見と実践経験をご共有いただくとともに、診療科や施設の垣根を越えた活発な議論を通じて、新たな連携と価値創出の契機となる場を提供したいと考えております。多数の皆様のご参加を、心よりお待ち申し上げております。